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化粧品製造会社の社長ブログ〜技術日本一を目指す30代社長の化粧品受託製造(OEM)奮闘記技術日本一・化粧品受託製造(OEM)会社日本一を目指す30代社長の奮闘記です。
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石鹸クレンジング
昨夜の歓迎会でほろ酔いになり、
終わってから会社に戻って仕事をしてたら、 酒酔いしているのに思考を働かせたからかな、 もの凄く仕事の効率が良かったです(笑)。 おはようございます そんな一夜を明けて、 6時に目覚めた今日は日曜日。 カーテンを開ければ春満点な天候で、 とても仕事をする雰囲気ではありません。 あ! どこに出掛けようかと、 考えていたところに湧き出てきた、 と言うより割り込んできた仕事のアイデア。 昨夜の影響か、今朝は妙に頭が冴えますが、 はっきり言って 『 招かれざる客 』 です。 どうしよ・・・ ・ ・ ・ 悩んだ結果、 結局はメシも食わずに会社へきて、 思い付いたアイデアを形にする事に。 そのアイデアとはクレンジングの処方で、 低濃度の石鹸液でメイクオフします。 何度も作っては・・・ ・ ・ ・ リップを使って、 その落ち具合を検証します。 左側はリップを直に塗りまして、 右側は油性マジックで下書きをし、 その上からリップを塗っています。 なんでかって? ・ ・ ・ ちょっとコツが要るけど、 うまく出来れば普通のリップが、 『 落ちにくいリップ 』 へ早変わり。 分かっていると思いますが丈夫な皮膚限定、 唇などの粘膜では出来ませんのでご注意下さい。 あくまでクレンジングの簡易評価法っす ・ ・ ・ 今朝思い付いたアイデアは、 なかなか良いところまで来ましたが、 ローマは一日にしてならず、 今日はこの辺で終わりにします。 久しぶりの開発は楽しかったな ・ ・ ・
コマーシャルフォト?
新作された透明石鹸の、 OEM営業用資料を作成してまして、 つまり社内用語で言うところの仕様書とか企画書なんですが、 それに使用する画像を本日は社内スタジオで撮影しておりました。 Studio♪ なんて言えば響きが良いですが、 いつもの研究室の、いつもの実験台の上、いつものカメラで、 いつもながらワタシが、いつものように忙しなく撮影しています(汗)。 撮りましょうか? この程度の写真で宜しければ、 製品写真や製造工程の様子、研究風景などなど、 当社製造品に限って無償で撮影リクエストにお応えします。 無償なので品質は保証しませんが( ´,_ゝ`)
渋々柿々
昨日のブログでお約束した、
渋柿の画像を工程に添ってお届けです。 全ての工程はご紹介出来ませんので悪しからず。 ・ ・ まずは皆野町に自生する渋柿の紹介。 見ているだけで米噛みに渋みが広がる青々さ、 もちろん渋いですから、動物たちも手を出さないそうです。 ・ ・ 一つ一つ丁寧にヘタを取ります。 切り口からカキタンニンが滲み出るため、 包丁が滑り易くなって指を切る危険性もありますので・・・ って、説明を受けた直後に、指を切ったのは当社のスタッフです。 ・ ・ 地元の人たちはとても手際がよく、 ヘタの取られた渋柿が次々にカゴヘ溜まります。 ヘタ取りは皆が並んで作業しますので、会話が最も弾みます。 ・ ・ アップで見ると、 思わず口に入れたくなるほど、 何とも瑞々しい表情をしておりますので、 子供が手の届かない場所に保管をして下さい(笑)。 ・ ・ このようにウスで突いて渋柿を潰します。 当社のスタッフも突かせてもらっていましたが、 サティス製薬を代表する腕自慢も、ほんの数分でばてました。 ・ ・ この後の工程はヒミツとしますが、 水を足しては混ぜ、足しては混ぜを繰り返し、 数日間をかけて自然発酵しながらエキスを作ります。 とまぁ、前半はこんな感じ(´∀`) 発酵後の工程後半は多分紹介しませんので、 ご興味ある方は当社営業スタッフまでお問い合わせ下さい。 カキシブエキスの資料を持ってご説明に上がらせて頂きます。 いや〜、楽しい一日だったなぁ(´ー`) ・ ・ (おまけ画像/発酵の様子)
皆野町万歳!
昨夜からスタッフ2名を連れ、 埼玉県は秩父地方の皆野町に行ってまして、 手に蝶を乗せておりますが、遊んで来たのではありません(汗)。 実は・・・ 秩父地方で渋柿の収穫が始まりまして、 その様子を取材するのと、収穫の手伝いが目的です。 当社では秩父地方、更に細かく言えばここ皆野町の渋柿を、 圧搾→発酵して自社オリジナルの化粧品原料として利用しております。 そう、皆野町のカキシブエキス! そんな訳で今朝早くから山に入り、 収穫の手伝い(かな?)をしていたところ、 私の手の甲へ一匹の蝶が舞い降りるではありませんか。 で、慌てて近くのスタッフに撮影してもらったのがこの画像。 肝心の渋柿画像は・・・ また、明日以降にご紹介します(たぶん)。 ともかく、柿にまつわる文化や伝統をお話頂き、 柿の獲り方や、ヘタの取り方は手取り足取り教えて頂き・・・ ありがとうございます! 今日お世話下さった地元の方々に感謝です。 皆さんの心温かさを存分に肌で感じた次第でして、 その皆さんが精魂込めて作った渋柿はきっと日本一、 少なくとも私にとっては「渋柿日本一はここにあり」です。 皆野町万歳!
次回予告
当社のメールマガジンで、 次回に配信するネタの一部を予告します。 ドライスキンに対応したジュエ・・・ これ以上はまだ内緒です(笑)。 ご覧のとおりのゲル系ローションですが、 ドライスキンに的確な対応をとる事を目的に、 当社独自の機能(有効性)を埋め込んであります。 お楽しみに♪ ちなみに次回のメルマガについて、 担当部署である広報課に確認したところ、 このローションのような、製剤情報が多く紹介されるとの事です。 そりゃ楽しみだ(≧∇≦)
これなんだ?
全長30cmほどの黒いかたまり、 さてさて、これって何だと思いますか? 写真だと質感が伝わらないのが残念ですけど、 実物をご覧になれば、誰しもが「あっ」と思い付きます。 はい、正解は人毛(・∀・) 私たちはこれを毛束(けたば)と呼びまして、 直径1cmほど、重さにして10gに束ねられた、 東洋人の黒毛髪が25束セットになっています。 ※試験時は、1束ずつ使用するのが一般的です。 今回は・・・ 黒髪100%ってタイプを購入しましたが、 白髪100%や、白髪50%などもありまして、 毛染めやブリーチした人毛各色の用意もあります。 ヒト以外にヤギの毛とかも規格になっているようです。 ヒトの毛束しか使った事ないけどね(・ε・) 基本的に髪色の規格はありますが、 人種の指定や規格は設けられておりません。 黒髪や白髪、ミックス、ブラウン、ライトブラウンなど、 各色がカタログにラインナップされている中に奇妙な文字を発見・・・ 『 インド人毛100% 』 イ、インド人!? なぜにインド人なのでしょう? 一切人種の規格や指定が無い中で、 インド人毛だけが規格化された理由が気になります。 どなたか知ってますぅ?
市場調査
消費者を対象(n=300)に、 某テーマで調査した結果がまとまってきました。 この時期に何とも相応しい、実に的を得たテーマです。 と、自画自賛♪ ・ ・ ・ で、この調査結果をどう活かすのかって? もちろん研究・開発に役立てるんですが、 調査の概論については一般にも公開します。 つまりプレスリリースとして配信すると言う事です。 さらに! 調査の生データ(一部を除きます)と、 その分析結果&当社調査員の所見の付いた、 自称『とっても役立って仕方がない調査報告書』は、 当社取引先に限定しメールマガジンにて配信致します。 お楽しみに(´∀`)b
透明石鹸
今日は昼から工場で仕事をしています。
製造作業に加わるために来たのではありませんで、 工場の事務所で仕事をしながら、製造工程を撮影していました。 ・ ・ お客様からご依頼で、 自社の製品が製造されている様子を、 工程毎に撮影し、Webで公開したいとの事です。 それは素敵だ(^-^) アイテムが数多くあるので、 今日のところは「透明石鹸」の撮影のみとなりますが、 折角撮影しましたので、少しここでご紹介する事にします。 ※依頼者の了解を得て、差障りのない画像のみを公開しています。 ・ ・ ○アルカリ反応中 今回の製品は、油脂を用いた「ケン化法」ではなく、 脂肪酸とアルカリ剤による「中和法」の石鹸であるため、 良くご覧頂くと白い粒が見えまして、それが脂肪酸です。 ・ ・ ○温度上昇中 酸とアルカリの反応により、 中和熱が生まれ、釜の中の温度はどんどん上昇して行きます。 ・ ・ ○脱泡中 反応が終了したら、 液中の泡を抜かなければなりません。 と言っても、ただ放置しているだけですが。 ・ ・ ○充填中 脱泡された石鹸液を、 所定の筒に1本1本充填します。 ・ ・ ○冷却中 充填が完了したら、 一定の室温に保たれた部屋で放冷・固化されます。 ・ ・ ○筒抜き作業中 筒内で固化した石鹸を、 これまた1本1本抜き出します。 ・ ・ ○洗浄中 石鹸が抜かれた後の筒です。 口元に石鹸がこびり付き、洗浄にも一苦労です。 ・ ・ 気付いちゃった? 冷却までは緑色の石鹸なのですが、 抜き出した石鹸は茶色になっております。 固まると色が変わるのか!? いえいえ、 2種類の石鹸を作ったので、 写真が交錯してしまっただけです(-_-;) ・ ・ 他に何か見たい工程はあるかな?
ボディソープ
関東地方もやっと梅雨明けです。
昨日も今日も暑い日が続き、 幸い両日共に外出予定がない私は、 終日社内でまったりと過ごしております。 ●リリーもまったり。 ・ ・ ・ 今日は急ぎの案件で、 ボディソープを試作していました。 時間ないから、1回で決めたる! 開発のポイントは以下のとおりです。 ○植物系洗浄剤のみ使用。 ○泡立ちと泡切れを良くする。 ○サッパリするけど乾燥しない。 ○ローズオイルで香り付けする。 ○防腐剤は使用して構わない。 ○植物エキスを10種類ほど配合する。 ○原料コストを200円(kg)以下にする。 200円かぁ・・・厳しいなぁ(ー_ー;) まずは、感触と原価を意識しながら、 サッと想像で処方を書きます。 よし、作ろう! ・ ・ ・ ●まずは水を量ります。 ●保湿剤はグリセリンのみ。 ●グリセリンは比重があるので下に沈むんです。 ●ラウリル硫酸Naを中心に、植物系洗浄剤を3種類配合。 ●これが、何かと有名なパラベン(メチル)だ〜!! ●75℃まで加温しながら手撹拌で溶解。 ●冷却し、40℃でローズオイルと植物エキスを入れたら完了。 さ、使ってみるか( ・_・) ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ う〜ん・・・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ デリシャス(≧∇≦)♪ 原料コスト197円(kg)で仕上げた割りには良い出来です。 このボディソープは、年末に某メーカーから発売されますが、 内容量『300mL』で、店頭販売価格はいくらだと思いますか? 当ててみよ〜(^0^)/
UVカットを作ろう!
この時期の外出には欠かせないアイテムです。
私も、普段こそ使っていませんが、 海に行くときは必ず使うようにしています。 日焼けは仕事にマイナスだもんね(* ^ー゚) 今日試作するUVカットは、 ○SPF25前後のソフトタイプ ○ケミカル(紫外線吸収剤)フリーの低刺激タイプ ○鉱物油はもちろん不使用 ○粘土系の素材でゲル化したトロ〜り美容液タイプ ○機能性保湿成分を惜しみなく配合 と、簡単にまとめるとこんな感じです。 では、はじめます(^▽^) ・ ・ ・ 汗にも皮脂にも、そして海水にも強い(笑)、 そんなUVカットにしなければならないので、 それらに強いシリコーンをベースに選びます。 ●ベースになるシリコーンをまずは投入します。 ●耐海水性のシリコーンも少し配合しておきましょう(本気)。 ●植物性の乳化成分を入れると3層になっていました。 ●UVカット成分・亜鉛を配合すると4層にレベルアップ。 ●ウォーターバスで70℃まで加熱します。 ●これがトロミ成分の粘土です。 ●この高速撹拌機(ディスパー)は粘土を溶くのに使います。 ●70℃になったシリコーンベースに、粘土を投入したら一気に撹拌。 ●事前に水と保湿成分を加熱しておきます。 ●粘土が均一になったら、水相を投入して乳化させます。 ●水相は簡単に入り込んでくれませんので、撹拌棒で補います。 ●やっと均一になりました。 ●次の工程では違う撹拌機を使用します。 ●丁寧に撹拌しながら、ゆっくりと温度を下げていきます。 ・ ・ ・ (最終工程は企業秘密なのでお見せ出来ません) ・ ・ ・ ●出来上がり♪ ●感触を試してみます。 ・ ・ ・ う〜ん・・・ いまいち(TωT) もう1回作ります。
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